前歯の根管治療
根の数が4本くらいあり枝分かれも複雑な奥歯と比べると、前歯の根管治療については根管の数が1~2本で比較的大きく、感染部位の発見・除去も比較的容易です。
前歯は被せ物までを審美的に考えると治療工程にも配慮が必要です。また被せ物をせず、中からホワイトニングをする方法のインターナルホワイトニングの際にも配慮が必要です。
インターナルホワイトニング(ウォーキングブリーチ)
過去に前歯をぶつけたり何らかの神経の治療を行った際、その前歯だけが黒く茶色く変色する場合があります。前歯の変色は審美的(見た目的)にもお悩みの方が少なくありません。このようなケースはインターナルホワイトニング(ウォーキングブリーチ)法と呼ばれるホワイトニング方法が治療適応になることがあります。
中からお薬を詰めて歯を白くするインターナルホワイトニング(ウォーキングブリーチ)法は、歯内療法ドクターが担当するケースが多いです。インターナルホワイトニング法は…
- 根管に薬を詰める工程
- 歯根吸収のリスク
などを考えると、歯内療法ドクターが行った方がより望ましいと言われています。
また、前歯は外傷で歯をぶつけて、歯の神経が死んでしまったり、根っこが短くなってるケースもありますので、永久歯の前歯の外傷についても歯内療法ドクターに任せた方がよろしいかと思います。
ウォーキングブリーチ(インターナルホワイトニング)の内容・費用・リスク・副作用
外傷や重度の虫歯などが原因で、過去に歯の神経(歯髄)を取ったことで黒ずんでしまった歯に対するホワイトニング治療です。歯の裏側に小さな穴を開け、歯の中に高濃度の漂白剤(過ホウ酸ナトリウムと過酸化水素水の混合薬剤)を直接入れ、仮封(蓋)をします。数回にわたり通院して薬剤を交換することで、歯の内部から段階的に白くしていきます。目標の白さに達した後は、薬剤を取り除いて内部を最終的に密閉・修復します。
費用(自由診療)
1歯につき3回:88,000円(税込)
治療期間・回数
- 通院回数:通常2回~5回程度(薬剤の交換のため、1週間~10日に1回の通院が必要です)
- 治療期間:約2週間~1ヶ月
リスク・副作用
- 漂白薬剤の強い作用により、稀に歯の根(歯根)が内側または外側から溶けてしまう(吸収される)現象が起きることがあります。定期的なレントゲン検査で状態を確認します。
- 神経のない歯はもともと脆くなっています。さらに本治療で歯の内部を削り、薬剤を充填するため、治療中や治療後に強い力が加わると歯が割れてしまうリスクがあります。
- 薬剤から発生するガスの圧力により、治療期間中に一時的な痛みや違和感が生じる場合があります。痛みが強い場合は内圧を下げる処置が必要になります。
- ホワイトニング効果は永久ではありません。治療完了後、数年が経過すると徐々に周囲の歯よりも色が濃くなる(後戻りする)ことがあります。
- 歯の残り方が少ない場合や、根管治療(根の治療)が不完全な場合は、先に根管治療のやり直しが必要となるか、本治療が適応できない場合があります。
お問い合わせ・ご予約
〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-20-14
森川コロニービル2F
★土は17時迄




