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長引く歯の痛み
- ずっと歯が痛い
- 冷たい物・温かい物を食べたり飲んだりしたときに、ジーンと持続する歯の痛み(知覚過敏の瞬間的な痛みとはまた違う痛み、20~30秒くらい続きます)
- 夜寝るときに歯が痛くなる
- 何もしなくてもズキズキ痛い
- 長引いた歯の痛みの後、痛みが無くなった
このような人は、歯の神経に炎症が蔓延してしまう「不可逆性歯髄炎(ふかぎゃくせいしずいえん)」という病気の可能性が高く、歯の神経を取る治療をする必用があります。
不可逆性歯髄炎の場合、治療方法としては詳しい診査・診断をしてから、抜髄(歯の神経を取る)処置をすることが多いです。
この状態で「神経は残せないのですか?」というご質問もよくいただくのですが、いわゆる神経を残す「歯髄保存療法」が対象になる場合は、上記のような痛みの種類ではありません。
上記のような痛みは、歯の神経の炎症が大部分に生じてしまっている可能性があります。よって早めにご相談ください。
痛みが自然に引いた場合は要注意
特に最後の「長引いた歯の痛みの後、痛みが無くなった」は病気が治った訳ではなく、歯の神経が死んでしまったということを示しますので、その先の病気に進行しないためにも早めにご来院ください。
さらに放置すると根の先に膿がたまる病気「根尖性歯周炎」に移行する可能性が高まります。歯ぐきにおできが出来るなどまた痛みが再発することもあり、この「根尖性歯周炎」に進むと成功率も下がってきます。
「根尖性歯周炎」は歯の根を支える顎の骨に進む病気ですので、そうならないよう長引く歯の痛みの段階でお気づきになりましたら早めにご相談ください。
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